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弔電(お悔やみ電報)の文例と送り方
通夜や葬儀に参列できないときは、弔電(お悔やみ電報)を使ってお悔やみの気持ちを伝えることができます。そんな弔電ですが、どんなことを書けばいいのかやどうやって送ればいいのかが気になるのではないでしょうか。
このページでは、弔電の文例や送り方について紹介しますね。
弔電(お悔やみ電報)とは?
弔電(ちょうでん)とは、遺族に対してお悔やみの気持ちを伝えるための電報です。
やむを得ない事情により、通夜や葬儀に参列できないときは弔電を利用して弔意を伝えましょう。通夜や葬儀に参列できないことがわかっている場合は、早めに弔電を手配することをおすすめします。
宛名は誰宛にする?
弔電を送るときの宛名は、喪主宛にするのが一般的です。喪主がわからない場合は、「(故) 〇〇 ご遺族様」という宛名にしましょう。
送り先は通夜や葬儀の会場になります。斎場名や住所はあらかじめ確認しておくと安心です。
弔電(お悔やみ電報)の送り方
VERY CARDで弔電を送る
電報サービスのVERY CARDでも弔電が送れます。値段は一通1,640円(税込)からで即日配達にも対応していますよ。メッセージは490文字まで入力可能で、文例から選べるほかオリジナルメッセージを入力することもできます。
線香・ろうそく・プリザーブドフラワーと一緒に送ることもできるので、贈り物と弔電を組み合わせて送りたいときにぴったりです。
NTT東日本・西日本で弔電を送る
弔電はNTT東日本・西日本で送ることもできます。14時までの申し込みだと当日配達、14時以降の申し込みは翌日配達になりますよ。ネットから24時間申し込めるので利用しやすいですね。
台紙と文例がセットになったものもあるので、初めての人におすすめです。
115番にダイヤルする
115番に電話することでも弔電を申し込めます。115番にダイヤルして弔電を送るときの流れは以下の通り。
- 115番に電話する
- オペレーターに名前と電報の種類を伝える
- 宛名など電報を送りたい相手の情報を伝える
- 台紙を選ぶ
- 弔電として送りたいメッセージを伝える
- 送り主の情報を伝える
- オプションなどを選ぶ
- 申し込み内容を確認する
内容を確認して大丈夫であれば申し込みを完了します。オペレーターの案内に沿って手続きできるので簡単ですよ。
回線によっては115番に繋がらないこともあるので、その場合は別の方法で弔電を送ってみましょう。
台紙を決めて送る
弔電を送るときは、台紙選びも重要です。
故人の宗派が仏教なら菊や蓮の花などがデザインされたもの、キリスト教なら百合や蘭などの台紙が向いています。宗派がわからない場合は、菊・百合・カーネーションの台紙を選ぶと無難です。
刺繍や押し花をあしらった台紙などもあるので、送る相手との関係性に合わせて選ぶといいですね。
線香付きで送る
電報サービスによっては、線香付きで弔電を送ることができます。弔電に線香を添えることにより、弔慰の気持ちをより強く伝えられますね。
線香付きの弔電は配達地域が限られている場合もあるので、事前に確認してから申し込むようにしましょう。
文例を決めて送る
電報サービスでは、弔電用のメッセージがあらかじめ用意されています。送る相手との関係性に合わせて、文例を選ぶといいですね。
文例を利用することで手配する時間を短縮できます。
郵便局で弔電を送る
郵便局の「Webレタックス」というサービスを使って弔電を送ることができます。
台紙とメッセージやイラストを選び、宛名を入力するだけで簡単に弔電が送れますよ。料金は全国一律で税込680円です。
弔電のほかに香典も送りたい場合は、現金書留で送るようにしましょう。Webレタックスで香典は送れません。
お花・プリザーブドフラワーと一緒に弔電を送る
供花と弔電を一緒に送っても失礼には当たりません。ただし、供花を送ってもいいか遺族に確認してから手配するようにしましょう。
お花やプリザーブドフラワーと一緒に弔電を送りたいときは、でんぽっぽ・ビジネスフラワーなどのサービスを利用してみてくださいね。
いくつかあるプランの中から供花や弔電内容を選べるようになっているので、手配する時間も短縮できます。
当日に対応する場合
訃報を知ったタイミングによっては、急に弔電を手配することになるかもしれませんね。
電報サービスの中には、当日配達できるものもあります。ただし、当日配達するためには⚪︎時までに申し込むという制限が設けられていますよ。弔電を即日送りたいときは、なるべく早めに手配することをおすすめします。
お急ぎ便などが選べる場合もあるので、利用する電報サービスの有料オプションなどをよく確認してみましょう。
弔電(お悔やみ電報)の文例
弔電の文面は相手との関係性によって変わってきます。
ここからは、弔電の文例を紹介していきますね。
兄弟の場合
兄弟は近しい関係なので、お悔やみの気持ちと共に直接伺えないことへの残念さを伝えましょう。
祖父・祖母の場合
祖父母に弔電を送るときは、故人との思い出を添えた文章にすると親しみやすい印象になります。
叔父・叔母の場合
叔父や叔母とよく顔を合わせていた場合は、故人の人柄について触れるのもいいですね。
親戚の場合
近い親戚なのか、遠い親戚なのかによって多少文面も変わってくると思います。
関係が深い場合は、親しみを込めたメッセージにしてみましょう。
友人の場合
親しい友人へ弔電を送るときは、故人との思い出に触れる一文を加えるのもいいですね。
ビジネス関係者の場合
会社の人や仕事関係者へ弔電を送るときは、感謝を伝えつつ簡潔に弔意を伝えましょう。
4人以上の連名となる場合は、差出人名を「〇〇一同」と表記します。
弔電(お悔やみ電報)のお礼・お返しについて
弔電をもらったときは、お返しの品を送る必要はありません。
そのかわり、お礼を伝える手紙やはがきを用意しましょう。
お礼状を送るときは、葬儀を終えてから一週間以内に送るのが理想です。
このたびは故〇〇儀の葬儀に際しまして御多忙中にも関わらず御鄭重な弔電を賜り厚く御礼申し上げます。
御陰様で葬儀も滞りなく済みましたことをご報告いたします。
亡き父に代わり生前の御厚情に深く感謝申し上げますとともに今後も生前同様の御厚誼を賜りますよう心より御願い申し上げます。
略儀ながら書中をもちまして謹んで御礼申し上げます。
謹白
〇〇〇〇年〇月〇日
〒〇〇〇-〇〇〇〇
喪主 〇〇
親族一同
弔電と一緒に香典をもらった場合は、お返しが必要になります。
お返しの品を送るときにお礼状も添えて出しましょう。
まとめ
弔電を送るときのポイントについてまとめてみました。
- 弔電を送るときは簡潔にお悔やみの気持ちを伝える
- お花や線香と一緒に弔電を送るサービスもある
- 電報サービスによっては当日対応もできる
- 弔電をもらったときは手紙やはがきでお礼状を書く
- 弔電と香典をもらった場合はお返しの品が必要
お花や線香と一緒に弔電を送ることもできるので、相手との関係性に合わせて選んでみましょう。
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