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お悔やみの言葉の例文集
訃報を受けたときに、お悔やみの言葉をどうやって伝えればいいのか悩むのではないでしょうか。親戚・友人・職場の上司や同僚など、相手との関係性によってもお悔やみの言葉が変わってきますよ。
このページでは、お悔やみの言葉の文例についてまとめてみました。
お悔やみの言葉の例文集
お悔やみの言葉を伝えるときは、不幸を連想させるような忌み言葉や重ね言葉を使わないように注意しましょう。
- 忌み言葉:浮かばれない・急死・消える・苦しい など
- 重ね言葉:重ね重ね・度々・ますます・次々 など
ここからは、シチュエーション別にお悔やみの言葉を紹介しますね。
友人へ贈るお悔やみの言葉
友人の訃報を聞いた場合は、まず「心よりお悔やみ申し上げます」などとお悔やみの言葉を伝えます。その際、葬儀に参列してもよいか聞きましょう。
友人の家族の訃報を聞いた場合は、「大変だったね」「何かあれば力になるので言ってね」というような相手を気遣う言葉をかけてあげるといいですね。
親戚へ贈るお悔やみの言葉
親戚にお悔やみの言葉を贈る場合は、相手との距離感によって言葉を選ぶといいですね。
近い親戚の場合は、相手の心に寄り添った言葉をかけるようにしましょう。故人との思い出に触れると温かみのある言葉になります。
遠い親戚の場合は、マナーを意識してお悔やみの言葉を贈るといいですね。
親族同士の場合は、「何か力になれることがあれば声をかけてほしい」と伝えると温かみのある言葉になります。
ビジネス関係者へ贈るお悔やみの言葉
職場の上司や同僚にお悔やみの言葉を贈ることもあると思います。
ビジネス関係者にお悔やみを伝える場合は、相手との関係性に合わせて言葉を選んでみましょう。
職場の上司
職場の上司には、丁寧な言葉でお悔やみの言葉を伝えます。
職場の同僚
職場の同僚にお悔やみの言葉を贈る場合は、「仕事のことは気にせずに」という一言を添えるといいですね。
お通夜でかけるお悔やみの言葉
お通夜では、「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」という言葉をかけるのが一般的です。
大切な人を亡くして間もない頃なので、無理に励ますような言葉はかけないようにしましょう。遺族の心に寄り添ってあげることが大切です。
葬儀でのお悔やみの言葉
葬儀でも、「この度はご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」という言葉をかけるのが一般的です。
「この度は誠にご愁傷様でございます。心よりお悔やみ申し上げます」と伝えると、より丁寧な印象になります。
葬儀後のお悔やみの言葉
葬儀に参列できなかった場合は、葬儀後にお悔やみの言葉を伝えることもあると思います。葬儀後に弔問するのであれば、葬儀後3日以降から四十九日法要までの期間が望ましいです。
お悔やみの言葉と共に、遺族を労わる言葉をかけてあげるといいですね。
一周忌でのお悔やみの言葉
一周忌は、故人が亡くなってから1年後の命日に行われる法要です。年忌法要の中でも重要視される一周忌では、手紙や弔電などでお悔やみの言葉を贈ることもあると思います。
一周忌では、月日を振り返るような言葉を添えるといいですね。
故人の幸福を祈る言葉や遺族を気遣う言葉を意識してお悔やみの言葉を贈りましょう。
三回忌でのお悔やみの言葉
三回忌は、故人が亡くなってから満2年後の命日に迎える法要です。三回忌でお悔やみの言葉を伝えるときは、故人との思い出を添えるのもいいですね。
法要に参加できないときはお詫びの一言も添えましょう。
神式のお悔やみの言葉
神道では死者の霊魂を「御霊」と呼ぶので、御霊の安らぎを祈る言葉を伝えるのが一般的です。
神式でお悔やみの言葉を伝えるときは、「冥福」や「往生」などの仏教用語は使わないようにしましょう。
カトリックのお悔やみの言葉
故人がカトリック(キリスト教)の場合は、「ご愁傷様です」や「お悔やみ申し上げます」という言葉は使いません。
カトリックでは「死は生の始まりであり祝福である」という考えなので、お悔やみの言葉ではなく慰めの言葉を伝えるのが一般的です。
故人の安らかな眠りを祈る言葉を意識して伝えましょう。
堅苦しくないお悔やみの言葉
友人や親戚など、親しい関係性の人にお悔やみの言葉を伝えるときは堅苦しい表現を使う必要はありません。相手との関係性に合わせて、お悔やみの言葉を伝えましょう。
堅苦しくない表現でお悔やみを伝えるときも、相手の心に寄り添うような言葉をかけてあげるといいですね。
訃報を聞いたときに伝えるお悔やみの言葉
訃報を聞いたときは、まず知らせてくれたことへの感謝とお悔やみの気持ちを伝えましょう。
ちなみに、文章で伝えるときは「ご愁傷様です」という言葉は使わないので気をつけましょう。また、相手側が浄土真宗・神道・キリスト教の場合は「ご冥福をお祈りします」という言葉は使えません。
宗派がわからない場合は、口頭でも文章でも使える「お悔やみ申し上げます」という言葉を使うようにしましょう。
英語で贈るお悔やみの言葉
海外に家族や友人などがいる場合、英語でお悔やみの言葉を贈ることもあると思います。日本語と同じように、英語でもまずお悔やみの言葉を伝えますよ。
お悔やみの言葉としては、以下のような文を使うことが多いです。
故人を偲ぶ気持ちや遺族への励ましや労わる気持ちを添えつつ、お悔やみの言葉を伝えましょう。
ペットへ贈るお悔やみの言葉
ペットが亡くなったときにお悔やみの言葉をかけることもあると思います。
お悔やみの言葉を贈るときは、「〇〇ちゃんは〜〜するのが大好きだったね」「〇〇ちゃんと初めて会った日のことはずっと忘れません」などペットとの思い出について触れるのもいいですね。
また、ペットが亡くなった人にお悔やみの言葉を贈るときは、「〇〇ちゃんはあなたと一緒に過ごせて幸せだったと思います」など心に寄り添った言葉をかけてあげましょう。
メールで送るお悔やみの言葉
メールで訃報連絡を受けた場合は、そのままメールでお悔やみの言葉を送っても失礼には当たりません。
件名には「お悔やみ申し上げます」と入れるのが一般的です。「返信は不要です」と相手を気遣うことも大切ですよ。
LINEで送るお悔やみの言葉
LINEで訃報連絡を受けた場合は、そのままLINEでお悔やみの言葉を送っても大丈夫です。
相手が仲のいい友人であれば、「つらかったね」「手伝えることがあれば言ってね」と多少砕けた文章になっても大丈夫ですよ。
メールと同じように、絵文字や顔文字などは避けましょう。また、スタンプもできるだけ使わないほうがいいですね。本文には「返信不要です」と添えておくと、相手の負担になりません。
手紙で送るお悔やみの言葉
通夜や葬儀に参列できない場合は、手紙でお悔やみの言葉を送ることがあると思います。手紙でお悔やみの言葉を送るときは、縦書きの白い便箋を選ぶのが一般的です。
時効の挨拶は不要なので、故人を偲ぶ気持ちとご遺族を慰める気持ちを簡潔に書きましょう。
手紙と一緒に贈り物をする場合は、文中でも供花や香典について触れるといいですね。
電話でかける日にちが経ってからのお悔やみの言葉
訃報を後で知った場合、時間が経ってから電話でお悔やみの言葉を伝えることもあると思います。電話でお悔やみの言葉を伝えるときは、初七日までに伝えるのがマナーです。
訃報から日にちが経っている場合は、「大変なときに何もできず申し訳ありません」と一言添えるようにしましょう。
故人の家族も大変なときなので、長話は避けたほうがいいですね。電話を切るときは、相手が先に切るのを確認してから切るようにしましょう。
お悔やみのお礼に返す言葉
お悔やみの言葉をいただいたときに、遺族側がどうやってお礼の言葉を返せばいいのかも気になるところですよね。一般的には以下のような返礼をします。
お悔やみの言葉に対するお礼と、通夜や葬儀に参列していただいたことへの感謝の気持ちを伝えるようにしましょう。
故人と深い関係にあった相手に対しては、「〇〇も感謝していると思います」「〇〇も喜んでいると思います」と一言添えるといいですね。
まとめ
お悔やみの言葉を伝えるときのポイントをまとめてみました。
- 不幸を連想させる忌み言葉・重ね言葉は使わない
- 故人を偲ぶ気持ちや遺族を労わる気持ちを伝える
- 文章で伝えるときは「ご愁傷様です」という言葉は避ける
- 浄土真宗・神道・キリスト教の場合は「ご冥福をお祈りします」という言葉は使わない
- メールやLINEで伝えるときは返信不要と一言添える
マナーを守ることも大切ですが、相手との関係性に合わせてお悔やみの言葉を贈ってみましょう。
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